2019年7月から日曜、月曜で営業していたチトビアレストラン。2020年3月23日に閉店いたしました(ラストは3月30日の予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で外出自粛が出されましたのでラスト2日はクローズとさせていただきました)。多くのお客様にご来店いただきましてまことにありがとうございました。深くお礼申し上げます。

チトビアをご存じでtwitterなどのSNSでレストランを知り、ご来店された方が結構いらっしゃいました。そしてイベントについて褒めてくださる方がこれほどまでに多く、チトビアが愛されていることがよくわかりました。ありがとうございます。

間借りしている「一味」さんだと思ってご来店いただいた方も多かったですね。最初は「魚が食べたいのに。。。」とがっかりされる方が多く、お客様によってはそのまま席を立つ方もいらっしゃいました。考えた結果、私どもは一味さんのメニューを習得し、一味さんだと思ってご来店いただくお客様も満足できるように努力しました。2か月たったころからでしょうか。満足されたお客さまは、お会計のときに「えっ?一味さんじゃないの?」と驚かれる方もいましたね。豊洲市場に仕入れに行き、鯛をさばけるようになりました。

ビールの仕入れにも力を入れました。仕入れ専用サイトで1分で完売する「うちゅうブルーイング」さんを仕入れたことも2回あります。SNSで発信すると、そのビールを飲みに遠方からいらっしゃるお客様も。商品が持つ力のすごさを実感した瞬間でした。

私どもはビール専門店を目指したわけですが、クラフトビールが好きなお客さん以外は、「ビールは1杯で十分」ということがよくわかりました(笑)。タップが2つありましたのでタイプの違うビールを仕入れて提案するも、ビール以外が飲みたいな、といわれることが多かったです。そりゃそうですよね。ビールはおなかが膨れます。おなかがいっぱいになる。とりあえずビール、でも2杯目はいらない。日本酒とか焼酎とかハイボールだって飲みたいですよね。わかります。私だってそうです。

お店をどのように運営するか、かなり勉強させていただきました。アルバイトさんに働いてももらうということ。仕込むこと。仕入れること。そして開店する前の準備に、閉店後の後かたずけ。引き締まっていく下半身。いろいろなことが走馬灯のように現れてきます。

なかでも思い出に残っているのは常連さんができたことですね。

毎週日曜のランチに「ブリカマ定食」を召し上がる方。月曜の夜にいらっしゃるご夫婦。〆はいつもカレーでしたね。大きな楽器を抱えながらいらっしゃる音楽家のお兄さん。品川に本社がある誰しもが知る有名会社に勤める坊主の強面さん。石川県星稜高校出身の気持ちのいい社長。自転車でお客さんを訪ねる鍼灸師のおにいさん。唐揚げ丼が大好きな息子ちゃんといっしょに訪れてくれた友達。編プロ時代の元同僚。高校の先輩。チトビアメンバーの面々。。。。

ざっと数えても50人くらいの方々のお顔を思い出します。1か月に8日、8か月間。60回前後の営業でした。楽しかったし、面白かったし、刺激的でした。とても充実した時間を過ごすことができました。お力添えありがとうございます。

最後に近づくにつれ、もう会えないの?と言われることが増えました。お世辞でもうれしい一言でしたね。「チトビアにいらっしゃれば会えますよ」というも、会いたいときにふらりと来られるお店がなくなるのは悲しいと酔っ払いながらおっしゃっていただいた方々の表情や言葉は忘れられません。

何も計画を立てず、やってみようと立ち上げたチトビアレストランプロジェクト。次回は進化してお届けできます。仕入れ、企画、運営、お店回し、コンセプト。それらをどうすればいいのか、見えています。ぐっと進化したチトビアレストランを楽しみに。またご連絡させていただきます。

いったん区切りです。千歳船橋には星の数ほどおいしいレストランがあります。そのなかからチトビアレストランを選んでいただいたことを深くお礼申し上げます。またどこかでお会いしましょう。